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ビジネスにおけるSNS活用で押さえておくべき重要な指標まとめ【Instagram・Facebook・Twitter・Tik Tokの場合】

カテゴリSNS運用ノウハウ
2022.11.29
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SNS運用の重要な指標

SNS運用をされている企業やショップのご担当者の方より、
「会社でSNS運用を開始したけど、成約に繋がらない。」
「企業アカウントでSNS運用をしているもののリーチされず、改善方法がわからない。」
「ショップのフォロワーも増えたし、「いいね」もたくさん押されるけど、商品を購入する人はほとんどいない。」
といったお悩みのご相談をいただきます。

このようなお悩みは、SNS運用の何が問題で、どこを改善すれば目標を達成できるのか、指標となる項目を確認することで解決することができます。

今回の記事では、企業・ショップのSNS運用で押さえておくべき重要な指標を解説していきます。
これからSNSの運用を始められる企業様、運用をしているけど成果がいまいち感じられないというご担当者様は是非ご参考ください。

SNS運用における重要な指標とは

SNS運用において重要視すべき指標は、KGI(最終達成目標)とKPI(KGIを達成するための中間目標)で設定する指標です。
企業・ショップアカウントのSNS運用では、商品購入や問い合わせ獲得などの目的で開始されることがほとんどだと思います。
その目的を達成させるためにはKGI・KPIの目標設定が重要であり、設定した目標に届いているか届いていないかで成果を計ることができます。

注視すべき指標を設定しておくことの必要性

例えば、自社のサービスを利用してもらいたいと考えた場合、プロフィールのリンクをクリックされていないのであればクリックされる改善が必要ですし、そもそもプロフィールに訪れている人が少ない場合は、まずプロフィールへの流入数を増やす改善が必要です。
重要な指標を確認することで改善方法が自ずと見えてきますので、企業・ショップでSNS運用を行い成果を出したいと考えるのであれば必ず頭に入れておきましょう。

SNS運用で重要となる指標

企業・ショップの SNS運用においてどのような指標を注視して運用すべきか、弊社のSNS運用にて重要な指標として計測していた項目をご紹介していきます。

フォロワー数

企業・ショップでSNS運用をしている場合は、フォロワー数=支持率でもありますので、目標として設定することは有効です。
ただし、フォローバック狙いの過度なフォロー行為は、売上やサービス利用に繋がりにくいのであまり意味がないばかりか、企業・ショップとしてマイナスの印象を植え付ける可能性もあります。
自社に興味・関心を抱いてくれそうなユーザーに対し、フォローしてもらえるようにアプローチをかけてフォロワー数を増やすのであれば、フォロワー数を目標として設定するのも良いでしょう。

投稿数

投稿数は非常に重要で、投稿頻度が高いアカウントであればあるほどリーチされやすいと言われています。
弊社の実績ですと、特にTwitter、Instagramはコンスタントに投稿を行っていた時期の方が、1投稿当たりのリーチ数が多かったです。
ただし、エンゲージメントが低くユーザーから支持されていない質の低い投稿の場合は、リーチされにくいアルゴリズムとなっているため、ある程度の質を維持しながら投稿する必要があります。

インプレッション数またはリーチ数

エンゲージメント

SNS運用を開始したばかりの場合は、まず投稿を見ていただくことが大切であるため、インプレッション数またはリーチ数を目標として設定することも有効です。
インプレッション数またはリーチ数を伸ばす施策としては、ハッシュタグの活用やトレンド情報の発信、画像・動画の使用などがあります。

エンゲージメント数/エンゲージメント率

SNSにおけるエンゲージメントとは、ユーザーからの全てのリアクションのことを言います。
SNSアカウントを立ち上げて間もない場合は「エンゲージメント数」を追う企業が多く、運用歴が長くなった段階で「エンゲージメント率」を目標設定する企業が多い印象です。

代表的なエンゲージメントの種類は以下の通りです。

・いいね
・コメント
・シェア
・保存(Instagram・Tik Tok)
・リツイート(Twitter)
・投稿のクリック(Twitter・Facebook)

エンゲージメント率の算出方法

エンゲージメント率の定義は各SNSにより異なりますが、以下の算出方法で使用されるケースが多いです。

エンゲージメント率 = エンゲージメント ÷ インプレッション数(リーチ数)

例えば、100インプレッションの内、「いいね」を5回されたとしたら、エンゲージメント率は5%となります。

プロフィール流入数/流入率

ユーザーが企業・ショップアカウントに対し、フォローする場合や、商品購入・サービス利用する場合、ほとんどのケースでプロフィールを経由します。
そのため、企業・ショップアカウントの投稿から、自社SNSアカウントのプロフィールへ流入しているユーザー数は、重要な指標と言えます。
同様に、プロフィール流入率も自社の投稿の良し悪しを計る上で非常に重要です。
プロフィール流入率の算出方法は以下の通りです。

プロフィール流入率 = プロフィール流入数 ÷ インプレッション数(リーチ数)

例えば、500インプレッションの内、プロフィール流入数が5回だとしたら、プロフィール流入率は1%となります。

Webサイトへの流入数/流入率

プロフィールに訪れたユーザーの何人が、企業・ショップアカウントに対し興味・関心を抱いてWebサイトへ流入するのかの指標も非常に重要です。
フォロワーが多くいて、投稿も支持されていても、Webサイトへの流入数が少ない場合は導線の見直しが必要ですので、指標として設定することが有効です。
同様に、Webサイトへの流入率も重要であり、弊社のInstagram・Facebook・Twitter・Tik Tokアカウント運用全てで、目標として設定していた指標でもあります。
Webサイトへの流入率の算出方法は以下の通りです。

Webサイトへの流入率 = Webサイトへの流入数 ÷ プロフィール流入数

例えば、プロフィール流入数50件の内、Webサイトへの流入数が5回だとしたら、Webサイトへの流入率は10%となります。

コンバージョン数/コンバージョン率

企業・ショップがSNS運用で設定する一番多い目標が、成約獲得や商品購入などの「コンバージョン」です。
コンバージョンを最終目標(KGI)として設定するケースも多くあります。
同様に、コンバージョン率も重要な指標です。
コンバージョン率の算出方法は以下の通りです。

コンバージョン率 = コンバージョン数 ÷ Webサイトへの流入数

例えば、Webサイトへの流入数5件の内、コンバージョン数が1回だとしたら、コンバージョン率は20%となります。

まとめ:目標設定をした上で注力する指標を決める

分析・解析

企業・ショップのSNS運用で重要となる指標を解説してきましたが、設定する目標によってはSNS運用の改善方法が全く異なります。
例えば、認知を広めたいと考えている場合、インプレッションやリーチ数を意識すべきですが、エンゲージ率は下がる傾向にあります。
逆に、認知は必要なくコンバージョンを積極的に狙っていきたい場合、インプレッションやリーチ数が少なくても、Webサイトへの流入率やコンバージョン率が高ければ目標は達成できます。
設定した目標を達成するために注力すべき指標は何なのかを考えて、決定すると良いでしょう。

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重要な指標の把握はできたけど、自社の場合どんなゴール設定を行い、何の指標を追えば良いかわからないという企業・ショップの担当者様もいらっしゃると思います。

弊社では、目標設定はもちろん、運用方針策定からターゲット選定、コンセプト決定などの初期戦略設計を行う「SNSメンタリングサポートプラン」というサービスを提供しています。
SNSメンタリングサポートプランは初期戦略設計以外にも、企業様に最適なSNS媒体の策定から、開設後の運用サポートまで行っております。
企業様のアカウント運用を目標達成に向けて二人三脚で支援しますので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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この記事の筆者
ARAKI DAICHI
荒木 大地
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